粕取焼酎の楽しみ方

飲み方

炭酸割り・水割

食前酒・食中酒として酎ハイはポピュラーになりつつある。特に、吟醸(膠)粕取焼酎は香りが爽やかで強炭酸水とともにスッキリと飲むことができる。この場合、焼酎3:炭酸水7の割合が適量だろう。さらにレモンやカボス、スダチ、シークワーサーなどの相橘類をそえると、よリー層飲みやすくなる。

オンザロック

粕取焼酎の香りや風味を楽しむには、ストレートやオンザロックがいいだろう。グラスに大き目の氷を入れた後に、焼酎をゆっくりと注ぎ、スプーンやマドラーで軽くかき混ぜグラスの半分ほどまで焼酎を入れて飲むといい。

お湯割り

焼酎のお湯割りは、お湯を先に入れ、後に焼酎を注ぐのは基本である。少し小さめの陶器の器に70~80度のお湯を4割入れ、残りの6割ほどに粕取焼酎を入れるのが調度よいと言われているが、そこは自由なスタイルで味わいたい。芋焼酎は数日間寝かせる「前割り」という飲み方が多いが、粕取焼酎は華やかな香りを楽しむので、注ぎたてを味わおう。

 

おつまみ

酒粕ペースト

酒粕には、豊富なビタミンBや食物繊維、動脈硬化や便秘を改善してくれるレジスタントプロテインや高血圧を予防するペプチドなど、美肌やアンチエイジングなどのためにも優れた食品で、まさにスーパーフード。その酒粕は、そのもので調理するよりも酒粕ペーストとして保存しておくと便利だ。

あごの野焼き

島根は粕取焼酎の聖地と言われている。その島根のあごの野焼きは、飛魚を練り込んだ味の濃さが売り。それを竹輪にして酒粕を塗って焼いた逸品。風味絶佳だ。

いぶりがつことクリームチーズ

近年、秋田は粕取焼酎を造る酒蔵が増えてきた。秋田といえば、やはりいぶりがつこが酒の肴に合う。スモーキーな大根に合うのがチーズだ。クリームチーズでもカマンベールチーズでもいい。